くらしケア 取締役 相談支援専門員 看護師 保健師 永井杜椛のブログ

カテゴリ: 相談支援専門員

今日も1日頑張った。充実感とほどよい疲労感(^^)
最近、相談支援事業部門の規模を縮小している法人がちらほら。理由は採算が合わないから。
確かに、やればやるほど奥は深いけど、どれだけ動いても請求のタイミングは限られている仕事。忙しくて体調崩したりバーンアウトして辞めてしまった相談員も知っている。

障がい児者とその家族が地域で安心してその人らしく生活するためのケアマネジメントは尊くやりがいのある仕事。

私はこの業界を変えたいと最近強く思う。
まだまだ知らないことも多いけど、くらしケアはどこの相談支援事業所にも負けない熱意ある仲間が集まっているし、看護師が多い集団なので医療に強い。
1人ひとりのご利用者さまに真摯に向き合うことで見えてくる課題に対し、時には無力感とか、同業に腹立てたりとか、社会資源の少なさに嘆いたりとか、いろいろあるけど。
ストレスもたまることもあるけど。
飽き性な私にはピッタリな仕事(笑)

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写真はイオン柳津店の100円ショップのダイソーで大人買いしてきたシンダンドントッポッキ。
ストレスたまると1袋を1人で食べてしまうゼ。
これはハマるよ(^^)

















先日、主治医より連絡があり、在宅で療養されているご利用者さまの担当者会議を行った。
あらかじめ主治医からは、予後についての説明と在宅での限界、入所先を探しておいて欲しいと言われたので、受け入れ可能な入所先を探した。
実際、重度障がい者の入所施設はほとんどなく、苦労してなんとか2つの障がい者病棟と1つの施設からの受け入れ可能な返事をとりつけ、紹介するつもりでリストを作成した。

私と同世代のご利用者さまは、若い頃に交通事故で重度の障がい者となり寝たきりとなった。
お父様の献身的な介護と支援者の関わりにより、機嫌の良い時は笑顔が見られる。
けれどここ数ヶ月は様子が違ってきた。熱発も頻回となり、排痰が上手くいかないために咳き込みもひどい。

お父様も高齢となり、たん吸引やオムツ交換などの介護がいよいよ厳しくなってきて、それでも我が子のそばにいることが生きがいとなり、他に預けることをとにかく嫌がって、訪問看護と訪問介護、訪問入浴、生活介護をフルに活用し、ようやくレスパイト先のショートステイが利用できるように。

しかし、その限界がきたため今回の会議となったはずなのに。

「自分が生きているうちは、息子のそばにいてあげたい」

お父様のこの一言で、主治医をはじめ、そこに集まった支援者全員が覚悟を決めた。

この先、もしかしたら肺炎をこじせて入院になるかもしれないけど、重度障がいのご利用者さまを最期まで在宅で看ることになった。

とりあえず、訪問看護の頻度を増やすことに。
モニタリング回数は月1に変更しよう。
相談支援専門員として、やれるだけのことをやりたいと思った。

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写真は評価の高かった心電図ネイル。
看護師で相談支援専門員だからこそ、できることもあるかもしれない。





























この土日は連続でイベントがあり、ざっくりと言うと、現在くらしケアでも取り組みを始めていて、行政からも期待されてる精神障がい者の地域移行支援についてのアイデア出しをした。

土曜日は、きょうされん主催の「夜明け前〜呉秀三と無名の精神障害者の100年」上映会。

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日曜日は、浜松サルーテの会主催の「もっと知りたいイタリア文化とメンタルヘルス〜世界一精神科病床が多い日本と、精神病院をなくしたイタリア〜」講演会。

日本にもイタリアにも、なんとかしなきゃと熱い思いで突き進んだ人がいて今があり、そして今この時も、なんとかしなきゃともがいている支援者や当事者はたくさんいる。
やらなきゃならないことは明確で、あとはどうやるかのしくみ作りだけ。
横断的に事業を組み合わせ、インフォーマルな支援も含め、くらしケアの強みを活かしたビジネスモデルがだいたい出来上がってきた。 

先日、スタッフから「いつ休んでるんですか?」と聞かれて、「そーだよな、くらしケアは土日祝と休みの会社なのに最近ゆっくり家にいたことがないな」と思ったりしたけど、仕事も学びも遊びも線が引けなくなり、休めないことを苦とも思わず、楽しいから問題ないか」と思う。

今日は石松本店でしっかり浜松餃子を食べてきたので大満足(^^)

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最初にお断りをしておこうと思う。
最近、以前ブログに書いたことを忘れてしまうので、また同じことを書いてたらごめんなさいm(_ _)m

先日のブログで、私には村田陽子さんと水科江利子さんと言う師匠がいると書いた。
しかし、がん哲学カフェの樋野興夫先生のことをすっかり書き忘れたので、今日は樋野先生の教えの中で日頃から大切にしていることを紹介したい。

「ひまげな風貌と、湖面に浮かぶ白鳥。」

私は新卒で病院の人間ドックに配属されて以来、子育て期間を除いて25年間、相談業務をやってきた。
コーチングを学び、保健指導でも結果を出したし、いろんなスキルを習得するために東京に通い、研修代にはずいぶんお金をかけた。
けど、最も大切なのは「ありかた」だと気づく。「あなたに相談できて良かった、あなたには不思議となんでも話すことができた」そんな感想が一番のご褒美となり、相談者が自らの力で変わっていく姿に勇気をもらった。

相談支援専門員の相談業務は、人生の集大成なのかもしれないと最近思う。

「ひまげな風貌と、湖面に浮かぶ白鳥。」

相談したくても、忙しそうな人に声をかけられない人は多い。
だから、ひまげな風貌を心がける。
さらに、優雅に湖面に浮かぶ白鳥のように。
水面下では水かきをバタバタさせてるけど。
忙しそうな素振りを相談者には見せないように心がけたいと思っている。

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樋野先生の著書で一番のお気に入りはこれ。





















昨日のフォーラムは、相談支援に何人か高次脳機能障がいのご利用者さまがいるので良い学びとなった。
大垣病院の田口院長の精神科のお話、介護家族の実践のお話は特に良かった。
そして、高次脳機能障がいの方々にもくらしケアが掲げる「親(介護者)なきあと」の解決という大きな課題があることもわかった。

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今回もくらしケアの代表を誘って参加したのだが、「コウジノウキノウ?」から、代表が興味関心を持ち、学ぶ姿勢はいつもすごいと思うし、これが医療福祉の常識を全く違う視点から捉えることができるくらしケアの強みでもある。

「親なきあと」には必ず「どこに住むか」と言う住まいの課題がでてくるが、くらしケアでは代表が住まいの専門家なので、今後いろいろなアイデアで住まいの課題を解決したいと考えている。

























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