くらしケア 取締役 相談支援専門員 看護師 保健師 永井杜椛のブログ

カテゴリ: 相談支援専門員

今日で2月も終わり。
今月はやはりいろんなことが動いた。

人生は日々の積み重ね。
過去の自分があるから今がある。

私の研修を受けたことがある人なら知ってるエピソードをひとつ紹介しようと思う。

私は38歳の時、両親を相次いでがんで亡くした。闘病の末、父の葬式に母は出ることなく、2ヶ月後に亡くなった。
学生時代からがんばり屋さんで生きてきたけど、自分がどんなに頑張ってもどうにもならないことがあることを初めて知ったのかもしれないし、大きな喪失感の中、メンタルはどん底、1人になると涙がポロポロこぼれてしまう毎日。
それでも子どもたちの前では普通にしていたつもりだったのに、当時、10歳の娘がプレゼントしてくれたのがこの絵。

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この日を境に、在りし日の両親を思い過去に生きるのをやめ、目の前の大切な家族のために前を向いて未来を見て生きようと思った。

がんに関わる全ての人たちへの支援をしようと起業し、その時から杜椛(とも)さんと呼ばれ、たくさんの出会いがあり、そして今がある。

両親が自らの命を削ってまで、娘の私に学ばせたかったことを、今もなお、学び続けている。
両親の最期のプレゼントを無駄にしないために、これからも生きていく。

人生は選択と決断の連続だ。
守らなければならないものがある時、人は強くなる。

3月は来年度をより良くするために動くつもりだ。



























日曜日は岐阜県小児在宅支援研修会に参加した。
くらしケアは岐阜市の高度専門分野相談支援事業所としての委託を受けてるし、医療的ケア児等コーディネーターの役割を果たすために。
でも、休日に丸一日の研修、いろんな面で気分がのらなくて午後からはサボってしまおうかと思いながらの参加。。

だけど、参加して良かった(^^)

この3年、それなりにいろんな専門職の方々と顔見知りになり、午前の講義も午後からのグループワークも、想像以上に楽しめた。

岐阜には医療的ケア児の支援について、前例がないからと諦めず、実践して来られた先駆者がいる。
苦労を分かち合い、なんのための誰のための支援なのかを考えれば、さすがみなさん、在宅のプロ。すぐに意気投合できる。

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ここぱーくでもお世話になっている総合診療医の島崎先生もホントにステキなドクターだとつくづく思った。
若さと気さくさで、チームの一員として降りてきてくださる。

岐阜の訪問看護の第一人者の野崎さんにも久しぶりの再会。みらいの市川さんはこの業界を牽引している。
看護師の大先輩から学ぶことは大きい。

多職種連携、顔の見える関係を築くには、やはり億劫でも一歩出ていくことは大切。
地域を変え、社会を変えるにはたくさんの人との繋がりが必要だとあらためて感じた。





















昨日は精神障がい者の家族会に参加した。グループに分かれて、近況や困っていることなどを話し合った。家族会は高齢化してきており、悩みも切実であると同時に、どうしたら良いかわからないからヒントを求めに来られる。

くらしケアでは過去に3回、家族と当事者や支援者などと、親なきあとの将来について考える勉強会を開催してきた。
今年は名古屋と大垣に拠点が増え、各地域で同テーマの勉強会を開催したいと考えている。

私の両親はすでに他界していないが、今でも親のありがたみを感じるし、自分自身が人の親となってみると、子どもは成人したのに、いつまでも親だし、親で居続けたいのだと感じる。
「親なきあと」という、死を語ることをタブーとしがちな我が国で、このストレートな課題をぶつけたらどんな反応があるか最初は不安だったけど、今では家族会でも「親なきあと」と言う言葉が普通に語られるようになった。

このテーマに正解はない。
簡単に答えは見つからない。
けれど、その日はいつかやってくる。

そして、大切なことは、親なきあとの将来のことを考え語ることは、今をどう生きるかということ。過去に遡ることもあるけど、今とこの先の当事者と家族のリカバリーの過程そのものとなる。

支援者は家族でも親戚でもない。
支援者にできることは限られている。
だからこそ無力さを感じることもあるけど、当事者と家族の力を信じ、必要な情報を提供し、共に考え伴走しながら、社会資源を創り、地域を変えていくと言うデッカイ目標を持つことが大切だと思う。

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写真はここぱーくのご利用者さま。
ふだんのこの2人の様子を知ってる人なら、この大人びた表情、どう思うかな。
2人に明るい未来を感じると思わない?







































午前は大垣市障害者団体連絡協議会、午後からは岐阜市障害者総合支援協議会で講師をした。

くらしケアの「知ってもらう活動」だ。


くらしケアの事業は、目の前のその支援を必要としてくれる人たちのために創られてきたし、これからも足りないもの、必要なものを創っていくのだと思う。

だからこそ、当事者や支援者や、そこに関わる人たちとの交流の時間を惜しまずにやってきたし、あきらめず共に考えようと言う姿勢を大切にしてきた。


そして今日も、大きな気づきや、これからの事業展開に必要なヒントをもらった。


だから、今日はビールが美味しい🍺


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19時過ぎの岐阜本部。

役員室と言う名のアパートでは資料を印刷できないので、静まりかえった事務所に印刷をしに来たら、感謝の気持ちがあふれた。

今日もここで、たくさんの電話を受け、事務仕事をこなし、ご利用者さまの情報共有や、ここぱーくのかわいい子どもたちの笑い声や泣き声や、、、。

毎日が無事に終わり、何事もなく明日が始まるように思えるけど、スタッフ1人ひとりのがんばりがあってこそ。

明日も早いけど、がんばろ(^^)




























相談支援専門員として、医療的ケア児を福祉と医療と教育の連携でどうやって支援をしていくかというテーマの研修で、少し話をする機会を頂いた。

医療的ケア児は新しいカテゴリーの障がい児。重症心身障害児の行き場ももちろん少ないけど、医療的ケア児はもっと少ない。

医療的ケア児を対象にしているここぱーくは、くらしケアだから運営できるけど、ほとんどの福祉の事業所は看護師を雇う余裕はない。

それでも、医療的ケア児をなんとか福祉の事業所が受け入れられないかを考えてみたい。
「うちは看護師がいないからお預かりできません」と言えばそれまで。
訪問看護ステーションと医療連携をすれば道が拓けることを知らない事業所も多い。

今日も手広くやってる放課後デイの事業所縮小の話を耳にする。どこの法人も経営上、報酬の高い事業へと舵を切り出したのがわかる。そんな状況で医療的ケア児を受け入れられるかはわからない。
けど、あきらめちゃいけない。
心が折れることもあるけど、ご利用者さまの笑顔のために。

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今日は雪が舞った岐阜市。
春よ、来い来い!ひと足早い春ネイル💅





















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