杜椛 くらしケア

カテゴリ: 親なきあと

今日は、親なきあとの将来のことなどをみんなで語り合う「対話カフェ」に参加しました。

以前、くらしケアとの共同研究から始まった「親なきあと問題に看護職としてどう関われるか」を県立看護大学では継続して研究されています。

くらしケアではお馴染みの当事者であり自助グループたんぽぽ代表の廣田さんのミニ講演もありました。

こうして、くらしケアがやってきたことが少しずつ広がり、次に繋がっていることがうれしく思います。

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くらしケアからもスタッフが参加してくれ、帰り際、「仕事で少し凹んでいたけれど、グループのみなさんから元気をもらいました」との感想に、うれしくなりました。

くらしケアの原型ができたとき、私は知人の紹介で、たったひとりで精神障害者の当事者会に参加しました。そのときのことを今でも時々思い出しますが、ドキドキしたし、正直少し怖かったし、みなさんから矢継ぎ早に質問を受けて戸惑いました。
それから、くらしケアの訪問看護はそこで出会った方が第一号となり、あの時の出会いがなければ、今のくらしケアはありません。

家族会や地域のイベントは土日が多いので、スタッフに参加の強制はできないけど、支援者として、専門職として、そこにはさまざまな苦悩に向き合い、ともに歩む、くらしケアの原点があると私は思っています。

支援者であっても人。人は人に癒され、励まされる。スタッフの今日の感想はまさに、支援する人と支援者される人と言う関係をこえたもの。私はそこも体験して欲しいと常日頃思っています。

廣田さんとも、そんな関係を築けたらといつも思っていますが、どんどんブラッシュアップされていく講演の中で、今日のお話を少しシェアします。

親なきあとのことを考えると不安は尽きない。1つ解決したとしても、次の不安が出てくる。

そこで廣田さんは「不安の解決」ではなく、あえて「解消」と言う言葉を選んだとのこと。

親なきあとの問題はいつ起きるかわからない、その意味で、災害対策と同じかも。第三者を交えて話をすることが大切で、問題解消の準備になる。

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最後に、親なきあとの不安の解消のために、私たちはこれからもくらしケアと言うビジネスをしていきたいと思います。

「ビジネス(business)」の語源は、古代英語の「bisignisse」とされています。この古代英語が持っていたのは「care(ケア)」、「anxiety(心配事)」といった意味だったそうです。

こんな記事を見かけたので、うんうんと頷いてしまいました(^^)











先週、岐阜家連主催の研修会で青木先生のお話をお聞きしました。みんなねっとの理事でもあり、昨年、刈谷で開催された全国大会でも、青木先生の就労をテーマにした分科会に参加しました。

今回は青木先生の著者を購入。
さまざまな精神障がい者の家族の物語が紹介されてます。

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その一節をシェアします。

自己実現と言う言葉について。
仮にもう1人の自分がいたとすれば、その自分が今の自分の姿を見て、どう思うかと言うこと。
「なかなか頑張っているじゃない」と、もう1人の自分がほめてくれ、もう1人の自分が納得できる生き方。それこそが自己実現。

肩の力が抜けた、ステキな表現だと思いました。

くらしケアに出会ってくださる親御さんに、家族会を勧めたくなる本です。

くらしケアは「親なきあと問題の解消」に取り組む会社として、いつか青木先生を勉強会の講師にお招きしたいなと思っています。

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その前に、春日井セミナー、開催決定です!



















私は2019年の夏、ファミリーワーク(メリデン版訪問家族支援)の基礎研修を修了し、この後、スーパーバイズを受けながら実践を積み上げ、ファミリーワーカーになりたいと思っています。

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基礎研修はみっちり5日間、全国からいろんな立場の人が受講しており、座学→ロールプレイ→フィードバックの繰り返しで結構大変でした。
そしていざ、現場で実践しはじめると、過去に自分がやってきたことのすべて活かせている気がします。

まず、ファミリーワーカーは家族一人ひとりと個別面談をするのですが、家族一人ひとりのリカバリーと自己実現のために、主語は「私」で話してもらいます。
精神科訪問看護の現場でも、家族はいつも当事者について語り、当事者のために自分の人生を生きるのをあきらめたかのような家族もいます。

「当事者」と言う表現も好きではないですが、私たちを含め、すべてが「当事者である」ので、一人ひとりが自分の人生の主役を生きることを応援できたらとどんな時も思っています。

昨日は家族の個別面談の場で、お姉さんから「自分のことを聞いてもらえるとは思ってなかった。話せて良かった」と笑顔で言って頂き、私もうれしかったです。

そして、これから少しずつ取り組んでいくのは、家族の場の力を信じながらの様々なワーク。

メリデン版訪問家族支援基礎研修、岐阜県初の受講生として、これから普及啓発にも力を入れていけたらと思うし、くらしケアのスタッフにはファミリーワークを学んで欲しいなと思っています(^^)












看護の仕事はアップデートが欠かせません。
くらしケアでは、自主的に学びたいスタッフを応援するため研修費用を1人年間3万円補助しています。
さらに、勤務時間内の社内研修にも力を入れています。
昨年度はCBTとWRAPでした。
今年度は桐山塾。朝日看護大学の桐山先生をお招きして事例検討会を定期開催します。

先日、その第1回目があり、私は急遽対応しなければならない案件で参加できず、代表が録音していた勉強会の様子をあとで聞かせてもらいました。
そして、とても気づきの多いケースカンファレンスだったので感動しっぱなしでした。

特に先生の「わからなくてもいい部分はわからなくても良いのかもしれない、その人全部を知り切ることは難しいこと」の流れがぐっときました。

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いよいよ7月1日、愛知県2拠点目のくらしケア春日井訪問看護ステーションがオープンします。写真は事務所の様子。
ファレノプシスと言う事務所利用可のマンションの空室を利用しています。
ファレノプシスと言えば、競馬の競走馬がいたなぁと思い出す人もいるかもだけど、胡蝶蘭の別の呼び方なんですねー。
地元在住の訪問看護師たちが美しく輝いてくれることを期待しています。

7月15日開催予定の名古屋初開催の親なきあとセミナーはおかげさまで申込多数のため、会場設定を変更して対応します。

これからも日々の積み重ねを大切に、前進していきたいと思います。

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くらしケアでは、障がいをお持ちの方が地域でその人らしく自立して生活するために、障がい者の親なきあと問題の解消を目標に活動しています。
第4回目となる「親なきあと問題を親あるうちに考えるセミナー」の今回の会場は初の名古屋。
くらしケア名古屋訪問看護ステーションの近くで開催します。
ゲストは愛知県在住で、当事者である廣田さんと、当事者家族として堀場さんをお招きします。

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このテーマでセミナーを開催し始めた理由は、ご家族の苦悩を知ったからです。
多くの当事者とご家族は、親なきあとを心配しながらも向き合うことをためらったまま日々に流されています。
親なきあと問題の対策に正解はありません。このセミナーを受講したら答えをもらえるというものではなく、むしろモヤモヤしながらも、ご家族や支援者と話し合うきっかけができたらと思っています。
親なきあとを語るとき、それは、今をどう生きるかの対話になります。

お申込みは下記のURLをブラウザにコピペするか『くらしケア』で検索してご確認ください。
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http://www.kurashicare.co.jp/info/index.html#wc_anc00001























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